~自衛官からの転職~元陸自生徒のセカンドライフ

元陸上自衛隊生徒(#52)だった私が自衛隊を退官。転職しセカンドライフを奮闘中

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今話題の『防災セット』を元自衛隊員が購入してみました

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今話題の『防災セット』を元自衛隊員が購入してみました

2011年の東日本大震災。
私は当時、福島県の郡山駐屯地に災害派遣に参加していました。

あれから早七年。

災害はきっと、またいつかやってくると思います。
有事の際、自力で生き延びるために、必要となってくるのが備蓄です。

しかし、「何から備えればいいのかわからない」という方も多いかと思います。

そこでオススメなのが『防災セット』

災害時の必需品が一度に揃った、いわゆる避難グッズです。
私も、いろいろと調べ、先日『防災セット』を購入しました。
今回は、その『防災セット』の中身をご紹介していきます。

まだ防災セットを持っていない、または悩んでいる方は今回のレビューをぜひ参考にしてみてください。

話題の『防災セット』、その中身をご紹介!

私が購入したのは、防災グッズメーカー『LA・PITA』の
スタンダード防災セット『SHELTER』です。

各方面のメディアに登場! おしゃれで高機能な防災セットLA・PITAシリーズ

『LA・PITA』の防災セットは、危機管理のプロ防災士による豊富なノウハウをもとに開発した究極の避難グッズ。

私は妻と2人暮らしなので2人用を購入。税込18,900円

こんな感じの縦長段ボールで到着。(サイズ(約)/高さ55×幅32×奥行27センチ)
感想は「あ、こんな大きいんだ・・・」でした(笑)

段ボールから取り出してみると、リュック丸ごとビニール袋に包まれていました。


同封されていたチェックシート
出荷前に、セット内容の個数と賞味期限をきちんとチェックしてくれているようです

肝心の中身はこんな感じ↓

セット内容 個数
リュックサック 1
多機能ダイナモラジオライト 1
高輝度調光ランタン 1
7年保存水500ml 6
レスキューライス 6
ライスクッキー 2
野菜ジュース 2
エアーマット 2
非常用トイレ3回分 2
ウォーターバッグ 1
からだふきシート 1
救急セット 1
洗濯パック 1
蓄光ホイッスル 2
軍手 2
レスキュー寝袋 2
レインコート 2
目かくしポンチョ 2
マスク 2
レスキューシート 2
単三電池4本(テスト用) 1

全部で26種/42品。保存食や保存水は約7年備蓄可能。(ライスクッキーと野菜ジュースは約5年)ちょっと内容をピックアップして解説したいと思います。

レスキューライス

お湯や水を注ぐだけで炊き立て風味のごはんが食べられるレスキューライス。『SHELTER』の防災セット(2人用)は、白米・わかめご飯・五目・ピラフ・ドライカレー・梅がゆが各1袋ずつ計6袋入っていました。1袋で約260g出来上がるので、大体どんぶりご飯の量(240g)よりちょっと多いくらいですね。調理時間はお湯25分、お水で60分。スプーン付きです。

7年保存水500ml

純天然アルカリ保存水です。産地は島根県。軟水はマグネシウムの含有量も少なくお腹にもやさしいので小さなお子さんにも安心して与えることができます。気になるのが内容量で、『SHELTER』の防災セット(2人用)に入っている保存水の量は1人当たり1.5リットル分。1日に必要な水分量は少なくて1.5リットル。1日分しかありません。最低でも3日分欲しいところなのであと6本(2人分なので計12本)買い足す予定。(その分重たくなるのが気になりますが・・・)

非常用トイレ3回分(水に流せるポケットティッシュ付き)

洋式トイレ・バケツ・ゴミ箱・段ボールに被せて排泄します。中に吸水シートが入っているので便や尿の水分が素早く吸水されます。捨てる時はそのまましばって燃えるゴミへ。1枚で2~3回使えますが、3日分と考えると足りません。しかし、非常用簡易トイレは100均でも売っているので買い足す予定です。

被災時の強い味方!多機能ダイナモラジオライト

気になっていたのは、ダイナモラジオライト

防災セット『SHELTER』に採用されている多機能ダイナモラジオライトは、「LEDライト」「サイレン」「AM/FMラジオ」「携帯・スマホ充電」の機能があります。

発電は、「手回し」か「USB充電」。
従来のダイナモラジオライトは、「手回ししながらじゃないとスマホや携帯の充電に使うことできない」ものが多かったのですが、
防災セット『SHELTER』に採用されている多機能ダイナモラジオライトは、本体に蓄電することが出来るので、自分のペースで手回し発電し、蓄電した後、スマホや携帯の充電に使うことが出来るのです。

東日本大震災では、連絡・安否確認ツールとして携帯やスマホが大きな役割を果たしていました。ネット回線でトーク・通話が可能なLINEや、災害伝言ダイヤル171、携帯キャリア会社の災害伝言板など携帯やスマホによって必要な情報を得ることが出来るので、携帯・スマホの充電が出来る、ということは災害時は特に重要になってきます。

付属品として「ドコモ・au・ソフトバンク・iphone4s携帯電話充電用USBケーブル」が入っていました。

私が使っているiphone6sだと、同梱の接続コネクタは非対応でした。iphone5以降の機種は手持ちのlightingケーブルを使わないと充電できません。(同梱の接続コネクタはちょっと古いスマホ・携帯対応みたいです。一新しないのかな)
普段使っているlightingケーブルをダイナモラジオライトに接続することでiphone6sはちゃんと充電することが出来ました

本体蓄電用コネクタ。

パソコンなどからダイナモラジオライト本体を充電するときに使います。

一応、動作チェックしてみました。きちんと発電・スマホ充電できました。

ちなみに、ダイナモラジオライトとランタンは箱入りでした。

箱から出してもいいけど説明書とか入ってるし、一応箱に入れたままリュックへ。

『SHELTER』の防災セットのリュックサックは500gと軽量なのに、30リットルも収納できるので、防災セットの中身以外のものもかなり入ります。しかも、ちゃんと防災グッズメーカーが作っているだけあって機能的。

ちなみに、防災セットメーカーLA・PITAの公式直営通販「at RESCUE(アットレスキュー)」で『SHELTER』の防災セット(2人用)を購入すると通常4,320円のリュックサックが60%割引の1,728円で購入できます

シリーズ累計販売数60,000セット突破 防災セットSHELTERシリーズ

という訳でリュックを1袋追加で購入しました。

オレンジは私。妻はターコイズ。(『SHELTER』のリュックサックはレッド・ピンク・ターコイズ・オレンジ・カモフラージュの五色展開)

リュックが増えたので、保存水など重たいものを分散させました。(とはいえ、もちろん私の方が多く持ちますけどね)

まとめ

防災グッズメーカー『LA・PITA』の防災セット『SHELTER』は、

・セット内容はかなり充実している
・しかし飲料水や食品は想定する避難日数によっては買い足しが必要
・iphone5以降の機種はlightingケーブルがないと充電できない
・リュックが大容量で機能的

私は、100均で「ラップ・紙皿・紙コップ・レジャーシート・簡易トイレ」を買い足しました。あと、保存水・ロープ・革手袋も買い足す予定です。

備えあれば憂いなし。万が一の事態に備えて準備は万全にしておきましょう。

シリーズ累計販売数60,000セット突破 防災セットSHELTERシリーズ



以上、今話題の『防災セット』を元自衛隊員が購入してみました 終わり

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Auther:K-SK 第52期自衛隊生徒

中学を卒業後、陸上自衛隊少年工科学校に自衛隊生徒として入隊。6年間の自衛隊生活を経て退職し、民間企業へと転職。バーテンダーとして3年間勤務。 その後、地元福岡に帰省し、とある企業でWEB担当としてWEBの世界に足を踏み入れる。これまでに学んだことを活かし、現在、フリーランスのWEB屋として福岡を拠点に活動中。