~自衛官からの転職~元陸自生徒のセカンドライフ

元陸上自衛隊生徒(#52)だった私が自衛隊を退官。転職しセカンドライフを奮闘中

自衛隊からの転職

【自衛官からの転職】私が自衛隊を辞めた5つの理由と就活・転職から現在に至るまで

投稿日:2017-01-26 更新日:

私が自衛隊を辞めた5つの理由と就活・転職から現在に至るまで

目次

私は中学校卒業と同時に自衛官になる自衛隊生徒として入隊しました。その後、6年間の自衛隊生活を経て退職したのですが、今回は私が自衛隊を辞めた理由とその後の就職活動から転職、そして現在に至るまでについてお話します。

もしかしたら、この記事を読んでくださっているあなたも、現職の自衛官で転職に悩んでいる、はたまた、自衛隊から転職したものの、今後の人生や新しい生活に対して焦りや悩みを抱き、自分の選択は正しかったのだろうかと戸惑いを隠せないでいるのかもしれません。

今回お話することは、私の個人的な見解ですので、自衛隊組織が全てそうだという見方ではなく、こんな人間もいるのか程度にとらえて頂き、少しでも参考になれば幸いです。私が感じたことをそのまま書いていますが、決して自衛隊を否定するものではありません。私自身、生徒として自衛官であったことを今でも誇りに思っています。

私が自衛隊に入隊した理由

まずは私が自衛隊に入隊した経緯について簡単にお話させて頂きます。

中学3年生の秋、それまでは地元の高校に進学して普通の高校生活を送り、普通の社会人としてそれなりに働いて地元で過ごしていくんだろうなと思っていたのですが、ある日、自衛隊の高校(自衛隊生徒)があるという話を聞きました。

我が家は母子家庭で、とてもじゃないが裕福といえる家庭ではなかったのですが、母親から「公立高校くらいなら行かせてあげられる」といわれていました。私は4人兄弟の2番目なのですが、姉が私立高校に進学したこともあり、2人も私立へ行くのは厳しい状況でした。

そんな中、自衛隊生徒の話がきて、「受験料無料」「毎月のお給料が出る」「将来はほとんどが幹部自衛官として活躍している」などの話を聞き、ダメ元で受験してみようということになりました。

北は北海道、南は沖縄まで、全国で募集があり毎年の倍率も28倍~33倍とかなり高く、そこまで頭が良かったわけではない私は、「地元で最も偏差値の高い高校はがんばれば受かるだろうけど、生徒はまず無理であろう」と身内からも学校の先生からも言われていました。

それからは「周りを見返してやる!」という気持ちで、中学校の授業とは別に毎日9時間の猛勉強を始めました。地元の高校なら特に勉強しなくてもいけるだろうと考えていた私は、これまでまったく受験勉強をしていませんでしたが、幸い試験まで2カ月弱の期間があったので、猛スパートで受験勉強を始めました。

そして迎えた試験。手応えは半々。ダメだったとしてもこれだけ勉強したから地元の高校は問題ないだろう。と思っていましたが、なんとか、ギリギリのところで合格でした。確か264名の同期の中で257位くらいでかろうじての合格でした。

そんなこんなで、無事、第52期生陸上自衛隊生徒として入隊しました。

6年間の自衛隊生活

生徒として入隊した私は、神奈川県で3年間を過ごしました。

いま振り返って考えると、当時はキツくて辛い日々でしたが、この時期に経験してきたことが現在の「私」という人格を形成しているのだろうなと考えると、とても充実した3年間でした。

もう一度中学3年生に戻れるとしたら同じ道を選んでいるかは分かりませんが、自分の中ではとても有意義な経験だったと誇りに思います。

そんなこんなで3年が過ぎ、部隊配属され、3曹に昇任しました。その後3年の部隊勤務を経て退職するに至りました。本来なら生徒として入隊した以上、定年まで勤め上げるのが筋というものなのでしょうが、在隊中は災害派遣などにも参加し、少しばかりではありますが、恩返しはできたかと思うのでその点は目をつぶって頂きたく思います。

私が自衛隊を退職した理由

自衛隊を辞めると決断した時、親・兄弟はもちろん親戚や先輩からも、「もったいない!」と猛反対を受けました。たしかに、公務員である自衛隊(自衛官)は、給料も安定しているし、休日もしっかりあって、定年まで安泰という素晴らしい世界です。

今の時代、ブラック企業と呼ばれる類の会社が当たり前とも言えるなか、超優良企業とも言える公務員という職を投げ出すのは周囲からしたら、とてつもなくもったいないというのは百も承知です。それでも1年がかりで説得して退職に至ったのですが、私が自衛隊を辞めた理由は以下になります。

今後の人生が見え過ぎていた

15歳で自衛隊に入隊したときは将来についてあまり考えていませんでしたが、20歳を過ぎてから自分の将来像を意識するようになりました。そんなあるとき、ある人から、「今の30歳、40歳、50歳の人が、自分がその年になったときの将来像である」というような話を聞きました。

○歳になったらこの試験を受けて、この階級になって、それから何年後にはこの試験を受けて・・・というように、定年までの大まかな道のりがすでに決まっていると感じたのです。

生徒の7~8割は幹部になると言われているので、定年は54~55歳として、自衛隊に入隊したのが15歳ですので、定年まで勤め上げるとなると約40年は自衛隊で過ごす計算になります。40年という長い年月を決められたレールの上で生きていくということに疑問を抱くようになっていました。

組織というものに向いていない

これは完全に私の性格の問題なのですが、自分が組織に向いていないなぁと感じるようになったのです。

自分の考えと上官の考えが違う場合、基本的には上官の考えが通ったり、階級社会といいつつも年功序列があったり、理不尽なことが多々あり、性格上、組織というものが苦に感じていました。

退職後、小さな民間会社に就職しましたが、ここでもやはり自分が組織に向いていないということを痛感したので、自衛隊組織というよりも、組織自体に抵抗があるのでしょう。。。

めんどくさい人間関係

これは階級社会である自衛隊特有の悩みなのでしょうが、階級があがれば当然、年上の部下を持つようになります。公私を分けて考えられる相手であれば何も問題はないのですが、中には一度自衛隊を退いて出戻りしてきた士長のように階級は下っ端だけど、総年数は長いというやっかいなタイプもいます。そういう人間に限って公私混合している人が多くとてもめんどくさい人間関係になってしまいます。

私が配属された部隊でもそのタイプの人間がいて、同期である先輩ですらペコペコしていて情けないなと感じていたのですが、その士長の再入隊よりも先に配属されている先輩ですらタメ口で話していたり馬鹿にされているのにお咎めなしという何とも言えない状況でした。

また、階級社会である自衛隊では、昨日まで部下だった人間が今日から上官になるということも珍しくありません。私の場合はすぐに退職したのでそのようなことはありませんでしたが、中にはこれを良く思わない人もいて妬み嫉みがすごい人もいます。

そのようなことから部隊の人間関係にうんざりしたというのも理由のひとつです。

特に生徒や陸曹候補生の場合、若くして陸曹になるので、スタート時から年上の部下を持つことになるので、この悩みを抱えている人が多いのではないでしょうか。

将来への不安

先ほども少しお話ししたように、当時40歳、50歳の人をみて、自分がその年になったときのことを何度か想像してみたことがあるのですが、身近な環境に「こんな大人になりたい!」と思える人がおらず、将来への不安を抱くようになっていました。

また、15歳から定年まで自衛隊で過ごすとなると、自衛隊以外の外の世界をまったく知らない状態になってしまうのではないかという不安もありました。「自衛官は世間知らずが多い」という話をよく耳にしていたので、そうはなりたくないなと考えていました。

自分の人生を模索したかった

15歳という年齢で自衛官になったわけですが、当時の私はまだ自分について、そして世の中のことについて何も考えていませんでした。しかし、成長していくにつれて自分自身と向き合う機会が増えてきました。

自分がやりたい事は何なのか、どんな人生を送りたいのか、そしてどんなエンディングを迎えたいのか。これらのことについて考えるなかで、このままでいいのだろうか。と。

お給料をもらいながら勉強をさせてもらい、高校卒業資格まで取得させてくれる制度を利用したのであれば、与えられた環境のなかで成長し、定年まで勤め上げるべきなのでしょうが、私がやりたい事は自衛隊ではできないと判断し転職に踏みだしました。

私が自衛隊を辞めた理由のまとめ

  • 今後の人生が見え過ぎていた
  • 組織というものに向いていない
  • めんどくさい人間関係
  • 将来への不安
  • 自分の人生を模索したかった

以上が私が「自衛官を辞めた理由」です。自衛隊を辞める理由は他にもいろいろあり、人によっても異なりますが、自衛隊の退職理由で多いと言われているものを合わせてご紹介します。

  • たとえ理不尽でも上司の命令は絶対
  • 縦横の繋がりや人間関係、派閥が苦手・めんどくさい
  • 体育会系の雰囲気が合わない
  • お役所体質が苦手(業務が意図的に改善・効率化されない)
  • 同じことの繰り返しに退屈さを感じる
  • 災害派遣や国際救助活動に赴けば、長い間、家族や恋人・友人と離れ離れになる
  • 週末や休暇間の外出を制限される
  • パワハラまがいの理不尽な指導に嫌気がさす
  • 妬み嫉みから足を引っ張り合う風潮がある
  • 訓練や特別勤務がつらい、キツイ

これらのことが、自衛官の退職理由として多いと言われています。

特に多いのは人間関係に関することで、上司と馬が合わない、縦横の繋がりがめんどくさいなどが大半を占めているようです。次いで業務体制や仕事内容についてや規則や生活に関することが多いようです。

自衛隊を辞めて後悔したこと

6年間の自衛隊生活に幕を閉じ、民間企業へと転職した私ですが、周りからは「もったいない」と何度も何度も言われました。「まだ若いんだから公務員を受けたらどうか」などと勧められたことも数えきれないくらいあります。

しかし、私は公務員へ戻ることを一度たりとも考えたことはありませんでした。なぜなら、自衛隊を辞めたことに対して微塵も後悔していないからです。

確かに年収も下がり、休日も少なくなってしまったのは事実ですが、それでも「辞めなければよかった」「もう一度、公務員に戻りたい」という考えをもったことは一度もありません。

自衛隊を辞めたことに対して後悔したことはありませんが、在隊中にやっておけば良かったかなと思うことはいくつかあるので紹介します。いま、退職しようか迷っている方がいれば、参考になると幸いです。

ある程度の貯金をしておく

自衛隊はとても貯金しやすい環境です。年間100万貯めることも難しくありません。任期制隊員の場合は任満金(任期満了金)でまとまったお金が出ますが、それでも退職前に貯金しておくにこしたことはありません。

私は生徒時代から仕送りをしていたのと、部活動にお金がかかっていたことや地元が遠いこともあり、ほとんど貯金をしていませんでした。部隊配属されてからも最初は辞めることを考えていなかったので当然貯金することもありませんでした。

生徒の場合、中途退職だと退職金はほとんどありません(私の場合50万もありませんでした。)し、そのお金も運転免許取得と車を購入したらなくなってしまいました。

幸い就職先がすぐに決まっていたので、退職してからも生活していくうえでお金に困ることはありませんでしたが、いま思い返すともっと自衛隊にいる間に貯金をしていればよかったと思うことがあります。

将来、必要なお金のことを勉強しておく

これは、貯金のこととも深く関係してきますが、将来のお金に関する知識を身につけておくのも大切です。私の場合、15歳で入隊してからずっと営内生活だったので、衣食住にお金がかかることがありませんでした。当然ひとり暮らしをすることもなかったので、生活していくうえで必要なお金ですら考えたことがないまま退職してしまいました。

これは本当に最近になってようやく気付いたことなのですが、もっと自衛隊にいるうちにしっかりと将来のお金について勉強しておけばよかったなと思います。

自衛官として定年まで続けるのであれば、知らなくてもそれほど問題はないでしょうが、転職を考えているのであれば、社会的地位も高い自衛官のうちにしかできないこともあるので、転職する前に一度、将来のお金について知識をつけておくことを強くおすすめします。

できることなら運転免許をとってから

これは所属部隊によって大きく異なるため絶対にとは言えませんが、できることなら運転免許をとるまでは辛抱しましょう。自衛隊では大型免許までとれるので転職の幅も広がります。

私は航空機整備陸曹として航空科部隊に所属していたため、移動手段はほとんどヘリコプターでした。そのため、ドライバー要員はたくさん必要ないということから、部隊に与えられる枠が少なく、配属2年目に2つ上の生徒の先輩がやっと自教(自動車訓練所)への入校が決まりました。その上、1期上の先輩が部隊に3人もいたので、自分の番が来るのにあと3~4年といわれていました。

そのため、自衛隊で免許をとることは諦め一般の教習所に通い自腹で免許を取得したのですが、運転免許はとってから退職した方が良かったかなと思います。

同期との繋がりは大切にしておく

これはやっておけばよかったということではないのですが、自衛隊での同期は時として家族よりも深い絆で結ばれていることがあります。部隊配属時の同期ではなく新隊員教育のときの同期との繋がりは大切にしておくべきです。自衛隊を離れてしまうとどうしても同期とは疎遠になってしまうモノですが、何かあったときに力を貸してくれるのは同期です。

私自身、自衛隊を辞めてから同期とは疎遠になってしまい、もう連絡をとることはないだろうなぁと勝手に考えていたのですが、月日が流れ退職した同期も増え、最近ではちょくちょく同期と連絡をとるようにもなりました。

新隊員教育の期間というのはとても短いのですが、苦楽を共にした同期とは普通の同級生とはまた違う絆があるのではないかと思います。自衛隊を辞めてしまえば隊内で手に入れたものは大半が意味のないモノになってしまいますが、人との繋がりだけは一生モノです。ぜひ、同期は大切にしておきましょう。

私が自衛隊を辞めた理由と、辞める前にやっておけばよかったと思うことは以上です。

退職~初めての就職活動

15歳から自衛官になった私ですが、実は、就職活動ってしたことがなかったのです。というのも、生徒の場合、高校受験がそのまま採用試験でもありますので、就職活動をして入隊したというよりも高校受験をして入隊したという程度の実感しかなく、これが初めての就職活動だったのです。

当然、周りは自衛官しかいないのでまともに相談できる相手もいませんでしたし、何から始めるべきなのかすら分かっていなかったのでいろいろ不安はありましたが、とりあえず求人を探そう!と思い転職サイトへ登録しました。

とはいえ、インターネットで「転職 求人」と検索すると転職サイトが山ほどでてきて、どのサイトに登録すればいいのか分かりませんでした。そんななか、いろいろ転職について調べていると、いくつかのサイトが評価が高かったので実際に登録してみることにしました。

このとき、いくつも登録したら訳が分からなくなってしまうのではないかという不安もありましたが、1社だけではなく複数社への登録をした方がいいと聞いていたので3社ほど登録していました。

実際に複数社を利用してみて感じたのは、転職サイトによって取扱求人が異なるということ。各社に独占求人などがあり、複数社利用したことで求人数の幅が大きく広くなったと思います。もし、転職サイトへの登録を検討しているのであれば複数社(最低でも3つ)は登録することを強くおすすめします。

また、自衛隊には就職支援を専門にしている部署(就職援護)があり、それを利用するということもひとつの選択肢です。就職援護利用者の就職先は工業系の製造業が多く、次いでトラックの運転手が多いようです。

自衛官からの転職を有利に進めるには就職援護を利用するのもありですが、就職援護からの転職となると、ある程度は内定が保証されているような求人があるというメリットがありますが、その反面、求人の出ている業種は限られているというデメリットもあり、待遇や基本給でしか転職先を判断できなくなってしまうので、何かやりたい事があって転職するとなると思うような求人はないかもしれません。

おすすめの転職サイト(転職を考えているなら最低限これらには登録しておきましょう)

20代に特化した転職支援『マイナビジョブ20’s』

転職・求人情報サイトの王道 リクルートの転職サイト【リクナビNEXT】

20代の第二新卒、既卒の就職サポート【第二新卒ナビ】

自衛官からの転職~現在

自衛隊を辞めてから私は飲食関係の民間企業へ転職しました。退官後すぐに入社した会社はその土地では大きいチェーン店の居酒屋だったのですが、幅広く店舗展開をしているのに人手不足の会社だったため、正社員として入社した私は4ヵ月で3店舗、それもジャンルがまったく違う店舗に移動させられていました。

右も左もわからずに入った飲食業界で仕事を覚えた頃には違う店舗へということを繰り返していたので、チェーン店ではなく店舗数の少ない店にしようということで再度転職をしました。

その時入社した会社は、とてもいい会社だったので3年ほど在籍していたのですが、貯金を全くしていなかった私は実家に戻ることを選択し、地元へ帰ることにしました。

地元に帰ってからしばらくの間はゆっくり過ごそうと思い、職業訓練校に通いながらのんびり過ごしていたのですが、この頃からWEB制作に携わるようになってきました。その後、職業訓練校で学んだことをより伸ばすために、地元の通販会社へ就職し、WEB担当者として勤務していました。

そして、現在は、生徒時代の貴重な経験とこれまでの社会人経験を活かし、ホームページ制作・WEB広告の運用などを行う個人事務所を立ち上げ、フリーランスとして活動しています。

自衛官からの転職 まとめ

自衛隊を辞めると決めた時は周囲から反対され、それを説得して民間企業へ飛び込んでこれまでやってきました。ときには挫けそうになったこと、将来への不安に押しつぶされそうになったこともありましたが、現在は自分がやりたかったことを仕事にして楽しく生活しています。

周りからは「もったいない」と何度も言われてきて、それでも自分の信じる道を貫いてきて、家族を始めまわりの方々にはたくさんの迷惑をかけたこともありますが、それでもいま振り返ってみると自分の選んだ道は間違えていなかったと断言できます。

自衛隊からの転職をすすめるわけではありませんが、もし、現在、悩んでいるのであれば、転職というのもひとつの選択肢としてあるのだということをお伝えしたいと思います。これは、自衛隊という組織が悪いとかそういう次元ではなく、人にはそれぞれ向き不向きがあるので、自衛隊が向いているという方は今後も自衛官として誇りを持って勤務して頂きたく思います。

しかし、もし現在、自衛隊という環境でやっていくことに悩んでいる方がいるならば、自らの命を投げ出してしまう前に、一度立ち止まり、転職という道があることを知っていただきたく思います。

当サイトが現職自衛官の励みとなり、また、自衛隊という環境に生きづらさを感じている方の救いとなり、転職を考えている自衛官の参考になり、ほんの少しでも自衛官のお役に立てることを願います。

以上、【自衛官からの転職】私が自衛隊を辞めた5つの理由と就活・転職から現在に至るまで 終わり

-自衛隊からの転職

執筆者:


  1. れい より:

    私も生徒出身の自衛官です。
    今現在親の介護、自分のやりたいことのために転職を考えています。
    親を扶養に入れることができないのに一緒に生活しろだのと言われるのが我慢なりません。

  2. x より:

    転職しようか、後悔しないか、本当にやりたい事をやってみようか、そう悩み中の者です。私も同然家族からの反対もあり、家族も自衛隊に入ったことを喜んでくれていたので退職しにくい面もあり悩んでおります。が、このブログを見て自分が本当にやりたいこと、組織への不満や組織に適していない自分、当てはまる面が多く、とても参考になりました。

  3. OB より:

    ご退職の理由は、そもそもの入隊の動機に有るのでしょうね。
    敗戦前のように日本全体が貧しい時代には、裕福でない家の子どもは「奉公に出るか、軍人になるか」があたりまえでした。
    もはや経済大国となった現代では、いくらでも選択肢がありますからね。

    タクシードライバーには中間子が多いそうです。
    わたくしも団子三兄弟の次男坊ですが、一人でする仕事の方が自身のやりたい放題できるので楽しいですね。
    現実は、顧客の要求水準を満たさなければならないため、チームで仕事をしていますが。

    わたくしの退職理由は、航空学生の適性試験をパスできなかったことです。
    諸般の事情により実家に戻ろうと決意したため、現在は公認会計士業務に従事しています。
    20歳代で、2~3年で合格する覚悟なら、おすすめの職業です。

    自衛官に限りませんが、退職前に次の転職先を決めておくことが肝要かと存じます。
    お互いがんばりましょう。

  4. #28 より:

    #52、なんですね。
    私は部隊に行って1年で辞めました。
    いろいろな経験をして、今は誰でも知ってる会社でそれなりの地位にいますが
    いまだに「やめないほうが良かったかもな」とは思いますよ。
    でも仰るように先が見えてしまって、あまりそうはなりたくないと思ったのが
    理由ですね。まぁ良い経験ではありましたけど普通に一流大学出てきた人達と
    競い合って、ここまで来るのは大変でした。生徒にいると頭を使わなくなりますしね(笑)
    お互いに民間で頑張りましょう!

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中学を卒業後、陸上自衛隊少年工科学校に自衛隊生徒として入隊。6年間の自衛隊生活を経て退職し、民間企業へと転職。バーテンダーとして3年間勤務。 その後、地元福岡に帰省し、とある企業でWEB担当としてWEBの世界に足を踏み入れる。これまでに学んだことを活かし、現在、フリーランスのWEB屋として福岡を拠点に活動中。